T'sT TJ-90S Toshiカスタム 1994年製

●胴型/T'sTオリジナルジャンボ
●表板/シトカスプルース単板●側・裏板/ホンジュラスローズウッド単板2P
●ネック/ホンジュラスマホガニーとメイプルの3P(ヒール部・唐草彫刻入り)
●下駒・指板/エボニー●ヘッド/名前英筆記体の白蝶貝のインレイ
●ポジションマーク/白蝶貝にて穴あき「桜」●下駒/ポジションマークと同じ柄
●ピックガード/赤茶セル
このギターに関しては・・・・なんか?一言では言え無い位の思い入れがあります。
価値感なんて人それぞれですが!このギター・・まさに俺自身と言っても過言では無い位に
愛着があります。
カスタムラインのカスタムでは無く、俺自身のオーダー品、以前、金に困った事がありまして・・・
マーチンのOM-45カスタムショップ等、沢山のギターを手放して、このT'sTが1本残りました。
私の名前が入ったカスタムだから売らなかった・・そうかもしれません・・。
でも、忙しくて丸一年、錆びた弦を張りっぱなしで弾かない時期もありました。
いろいろな場所を転々と住み、いろいろな事件もありました・・・・
どんな時もこのT'sTは俺の部屋で、こんな俺を見つめていてくれました。
家庭も金も全て無くなった時に部屋に「ポツン」とこいつがギタースタンドに立てかけられ・・
置いてありました。なんか?悲しくなって久しぶりに音を合わせて、こいつを弾いたら・・
不思議とキレイな音で鳴るんですよね。弦はボロボロに錆びているのに。
T'sTも一生懸命にボディーを鳴らした事でしょう?
ギターに対して、こんな感情・・変な奴と言われれば、それまでですが・・・
その時、誓ったんです、もう二度と道を踏み外す事はしない・・
その為に音楽をやろう!俺が今、こうして・・こんなHPを更新したり、仲間がいるのは、このT'sTのおかげです。

●今はラミネートの貝が主流ですが、この時代はT'sTも無垢の貝を使用しています。
輝きが白っぽく鈍いですが?高級感はあります。

●サウンドホール周りは、何回ストロークしたら?わかりませんが・・・
貫禄の傷有りの顔です。塗装が無くなっている部分も有ります。


●ホンジュラスローズのバック
●ヒール部の唐草彫刻がお気に入りです、あまり目立ちませんが・・・
●一見シンプルですがボディーのバインディングは凄い丁寧な細かい木の細工が・・・
今、思うと・・・
ネックが細すぎましたね、今は太い位のほうが弾きやすいです。
ボディー内のセラック塗装をすれば(TJ-100仕様)良かったと思っていましたが〜
しかし、今となってはT'sTは100のみで90仕様はオーダーの受付は無し!との事。
それでは俺のTJ-90は貴重だ〜との事で今は90仕様が自慢!
指板のサイド部分に貝を入れれば良かった・・と一時期思っていましたが、最近は貝に
コダワリは無くなってきましたんで・・
ピックガードは鼈甲にすれば良かったなぁ〜なんて思っていました、せめて鼈甲柄のセル・・
しかし、他のT'sTのオーダー者、ほとんどが鼈甲調、赤茶セルはあまりいないんで・・・
それも、「良し」ですね。
今、お金があったら・・・←事実、ありません【笑】
ヘッド、ボディー、彫刻等T'sTの特徴はそのままに、マーチンのD-28が合わさったような
超シンプルなT'sTが欲しいなぁ。バインディングも貝無しで・・・
ピックガードなんて「黒」で・・・それはそれで贅沢ですね。